『三国志』を読む (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
日中両国でいまも書きつがれ,読みつがれている“三国志”の物語.その原点である正史『三国志』をひもとき,曹操,劉備,孫権らそれぞれの伝記の史実のなかに,英雄たちの真の姿を読む.『三国志』と『三国志演義』の両方を訳し,平明な語り口に定評のある著者が歴史の醍醐味と物語のおもしろさを存分に語る.
内容(「BOOK」データベースより)
三国蜀に生まれた陳寿の手になる正史『三国志』は、書かれた当時から高く評価され、「近世の嘉史」とも称された。この正史をひもとき、乱世の三英雄、曹操・劉備・孫権それぞれの伝記の史実のなかに、英雄たちの真の姿を読む。『三国志』と『三国志演義』の両方を訳し、平明な語り口に定評のある著者が歴史の醍醐味と物語のおもしろさを存分に語る。
列女伝〈3〉 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
孟子の母が子の教育環境を選んで三度引越しをした「孟母三遷」の話をはじめ、神話時代から前漢に至る傑出した女たち―良妻賢母から亡国の女まで百余人の人物伝集。この古典を説話として丹念に読み解き、新鮮な訳文と徹底した注でおくる。後世に多大な影響を与えた中国最古の女性列伝が、近世の挿し絵とともに、絵入り本となって今よみがえる。第3巻には言葉の力の抜きん出た女たちを物語る「弁通伝」と国が亡びるもととなった女たちを集めた三十篇と、付録として班昭の「女誡」を収める。全3巻完結。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中島 みどり
1939年大阪府生まれ。京都大学文学部卒業。中国文学専攻。2001年歿。著訳書に『詩経』(筑摩書房)、『丁玲の自伝的回想』(編訳、朝日新聞社)、茅盾編『中国の一日』(共訳、平凡社)、聞一多『中国神話』(平凡社東洋文庫)、銭鍾書『結婚狂詩曲』(共訳、岩波文庫)、楊絳『幹校六記』(編訳、みすず書房)、楊絳『風呂』(みすず書房)、楊絳『お茶をどうぞ』(編訳、平凡社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
六朝詩人群像 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
分裂と混乱の時代―中国・六朝期時代の激浪に翻弄された詩人たちがいた…。
内容(「MARC」データベースより)
漢王朝が崩壊し、次の統一王朝・唐の出現を見るまでの分裂と混乱の時代-六朝。その乱世に輩出された詩人たちの、時代の波に翻弄されながら生きた個性的な生涯をえがく。
世説新語 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
『世説新語』は南朝宋の劉義慶の著で、学者・文人・芸術家・僧侶など、魏・晋時代の名士たちの言行・逸話を集めたものである。当時の遺文・記録の類から嘉言佳話を選び、徳行・言語・文学・方正・雅量など三十六項目に分類し、その興味深い人間像を記している。中国の思想史・文化史・風俗史を知る貴重な資料としても価値の高い書である。
内容(「MARC」データベースより)
中国古典の原文の読みどころに書下し文と解説・背景を加えた、読みやすくてコンパクトなシリーズ。魏・晋時代の名士たちの言行・逸話を集めた「世説新語」を紹介する。
漢文を学ぶ〈4〉 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
なになに?「たまにはテレビを消そう。自分の目で『見て』みよう。」なんとこれ紀元前三世紀の韓非子「犬馬難。鬼魅最易。」を敷衍したものだ。テレビを受け身で眺めているうちに、それが実物とはちがう疑似映像だということをつい忘れてしまう。自分の意志で「自分から」「見るつもりで」「見る」ことが大事。
内容(「MARC」データベースより)
古の漢籍から名言を引き、紹介する書の第4巻。単なる解説を超えて現代社会、世相へと鋭く切りこむ文章は時に辛辣、時にユーモラス。漢文の魅力をわかりやすく伝える18篇。
詩経 (新書)
出版社からの内容紹介
『詩経』は殷から春秋時代までの詩・歌謡三百余篇を採録。中国最古の韻文集として当時の民族・風習を伝える資料ともなっている。原文の読みどころに、書き下し文と解説・背景を加えた。
内容(「BOOK」データベースより)
殷から春秋時代までの詩・歌謡三百余篇を採録した『詩経』は、民謡・宴会の歌・戦いの歌・祭りの歌などを扱っている。喜びにつけ悲しみにつけ、素朴な表現の中に新鮮な感動が力強く表現された作品が多く、また中国最古の韻文集として当時の民族・風習を伝える資料ともなっているものである。
陶淵明全集〈上〉 (単行本)
内容(「MARC」データベースより)
「帰りなんいざ、田園まさに蕪れなんとす」の一句を思いうかべる陶淵明は、酒を愛したのんきな田園詩人。そんなイメージからはかけ離れた複雑な振幅を持った全作品の原文・注・現代語訳を掲載。
完訳 水滸伝〈1〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
武芸十八般の達人や妖術使いら108人愛すべき豪傑たちのとんでもない武勇譚。
中国怪異小説選 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、中国の怪異小説を集めて、大学・短期大学・高等学校の漢文講読や中国文学演習などの講義における教材として編集されている。
史記〈下〉漢武篇 (単行本(ソフトカバー))
内容(「BOOK」データベースより)
本篇はいわば侵略戦争に起因する統制経済のふかい爪あとである。大漢帝国を支配する武帝が、はじめて天の子として大見得をきる舞台の、裏側をこれはまざまざと見せてくれる。
内容(「MARC」データベースより)
美徳と悪徳、高潔、猜疑、寛容…。長い歴史の中で、人間はどのように生きてきたのか、そして将来はどのように生きていくのか。「史記」に普遍の姿を探究する。78年刊の再刊。〈ソフトカバー〉
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